果樹園エル・カンポたなか

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果樹園エル・カンポたなか

おいしい完熟の果物を食べてもらいたい

田中さん

余市で観光果樹園をしている田中さんは就農暦6年。子供が小さい頃リンゴとさくらんぼのオーナーになりませんかというのを見たのがきっかけで、それから20年以上同じ果樹園でリンゴの木のオーナーを続けた。ずっとサラリーマンをしていたが、その間もずっとおいしい果物を食べてきて「スーパーで売っているものとは違うおいしい果物をもっと他の人にも食べてもらいたい」との思いが強くなり、脱サラし果樹園を始めた。果樹園は木を植えてから7年はお金にならないと言われているが、田中さんはずっと木のオーナーを続けてきた果樹園の隣で土地と木を買うことができ、素人だったが一から教えてもらう事ができ、多くの果物を育てている。


満足してもらいたい

看板

果樹園エル・カンポでは、リンゴを3種類、なしを3種類、さくらんぼを4種類育て、リンゴとなし狩りが200円、さくらんぼ狩りが800円でどの種類でも時間無制限で楽しんでもらえるようにしている。南陽という種類のさくらんぼも育てて、これは粒が大きく1粒で2~300円はする高級な品種だ。しかし「来たお客さんが満足してくれればそれでいい」との思いで、低価格に設定している。すべての木を有機肥料、低農薬で育てているが、さくらんぼは雨に弱く菌が繁殖してしまう果物だ。しかし天候によっては薬の量を調整でき、できるだけ農薬を使わない栽培を目指している。


完熟した果物はおいしい

さくらんぼ

普通スーパーで売られている果物は6分か7分の熟し具合で収穫してしまう。ここでは完熟したおいしい果物が食べられる。本当は完熟するまで実を収穫しないのは木にとってはかわいそうな事だ。実に栄養を取られ、木が疲れてしまい抵抗力が弱くなり、病気にかかってしまう。しかし「完熟した果物を食べてもらいたい」との思いが強く、実の数を減らすなどして木に負担をかけないような工夫をしながら育てている。果物狩りの他に地方発送などもしているが、田中さんは「リンゴの木が頑張ってつけてくれた実を形が悪いとか少し傷があるとかで分けてしまうのは果物がかわいそう」と思い、すべてを箱に詰めて発送している。味はおいしく「ここの果物を食べたら売っている果物が食べられなくなった」とお客さんには満足してもらえている。


詳細情報 -果樹園エル・カンポたなか -
■ 住所 余市郡余市町梅川町1406-1
■ 連絡先 TEL・FAX 0135-22-2012
■主な作物 リンゴ(つがる・ハックナイン・ふじ)
なし(クリムソンペア・ブランディーワイン・千両なし)
さくらんぼ(水門・佐藤錦・南陽・紅秀峰)
■作付面積 1.8ha
■就農暦 6年
■事業内容

果物狩り・直売・発送

2009年度 取材

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