ナチュラルファーム黄倉

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ナチュラルファーム黄倉

一番大切なのは正直に誠実にやること

oukurasann

父親が昭和48年からはじめたMOA自然農法水田を引継ぎ、北竜町で23年間お米を作っている。MOA自然農法とは化学肥料や農薬を使わず、土本来の力を発揮させる生産方法で、平成13年にJAS有機農産物圃場の認定を取得した。今は有機JAS栽培米と特別栽培米で6品種のお米を栽培している。無農薬以外のお米も農薬の使用は除草剤1回、殺菌剤1回だけで殺虫剤は一切使用してない。化学肥料の量も大幅に減らして、有機肥料を使用して栽培をしている。有機JASのななつぼしは、はるみすたんぼ(早期湛水)という、田植え前の6月初旬まで田に水をはり、田んぼの生物の環境を整え、その力を借りることで、雑草や害虫を抑える農法で栽培している。実際に比較調査したところ、糸ミミズなどの生き物の数が倍近く多かった。その生き物によって、栽培に適したより良い土が作られている。


米アレルギーでも食べられる米

ゆきひかり黄倉さんは、米アレルギーを起こしにくく、アトピー性皮膚炎の改善にも効果があるとされている「ゆきひかり」の栽培もしている。今まで詳しい研究はされていなかったが、今年、北大大学院農学研究院で黄倉さんのゆきひかりを使って研究したところ、腸内の悪玉細胞を減らす効果があり、この性質がアレルギーを抑えるメカニズムとして働いている事を突き止めた。米アレルギーが増える傾向にある中で、ゆきひかりの生産をしている農家は少なく貴重な存在だ。


有機栽培を増やしたい

kome

米離れで水田農家をやめる人が多くなる一方で有機栽培米の需要は増えている。黄倉さんもその声にこたえる為にもっと生産を増やしていきたいと考えているが、有機で栽培するのはとても手間がかかる。除草剤を使わないので雑草は機械でとるが、取りきれない所はすべて手作業で行う。6人がかりで丸1日やっても2週間近くかかる。ずっと腰を屈めた姿勢での草取りは重労働だ。「農業は自分たちが手をかけた分が結果として出る。一生懸命やれば作物も答えてくれるし、お客さんの声を励みにがんばっています」黄倉さんは、今は有機の栽培技術が確立していないので生産者が増えていかないが、だれでも有機での米作りに取り組めるような方法を見つけいきたいと考えている。


詳細情報 - ナチュラルファーム黄倉 -
■ 住所 雨竜郡北竜町字和32-1
■ 連絡先 TEL・FAX 0164-34-3552
■主な作物

有機JAS栽培米 きらら397 ななつぼし ゆきひかり
特別栽培米
(無農薬減化学肥料)ほしのゆめ
(減農薬減化学肥料)ほしのゆめ ななつぼし ゆきひかり おぼろづき きらら397 ゆきひかり
大豆 さやいんげん

■作付面積 水稲14ha 畑作1.15ha
■事業内容

自然食の店まほろばで販売・地方発送
お米麺の製造販売

■ 就農暦

23年

■メール oukura@isis.ocn.ne.jp
2009年度 取材

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