野津昭子さん

Posted at 07/03/23 Comment(0)» Trackback(0)»

野菜農家 野津昭子さん


野菜農家 野津昭子さん 野津さんは退職を機に自宅の農業を継ぎ、約8年になります。
出荷を始めたのは3,4年前からです。
小学2年生のお孫さんがおられますが、よく畑仕事を手伝ってくれるのだそうです。
お孫さんへの接し方がとても素敵だなぁと、話を聞いていて感じました。
(取材日:2007年2月19日)
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休耕田ってなに?

畑

野津さんは、トラクターなどの機械仕事以外はひとりで田んぼと畑をしています。
取材したときに、休耕田のことについて教えてもらいました。
毎年、市から減反する面積が送ってきます。
減反とは、決められた面積以上に米を作ってはいけないという政策です。
なので、そこが休耕田になります。
しかしほうっておくと荒れて田んぼとして使えなくなったり、虫がわいて近所に迷惑がかかったりするので、除草剤をまいたり草を刈ったり等、管理しなければならないのが大変だそうです。
休耕田にせず、野菜を育てたり、加工米を育てるところもあります。
加工米とは、せんべいや鳥のえさなど、主食として食べるお米以外の用途に使う米のことです。
しかし、作る手間は変わらないのに、値段はすごく安くなってしまいます。
作っても赤字になることが多いので、つくる人は少ないそうです。
他にも青刈りというものがあります。
「青いうちにいっぺん刈ると、秋までにまたのびるんだわ。それは取ってもいいんだわね。」
青刈りをする場合は、刈り取りをする日にちが決められているようです。
農家さんと今まであまり関わりのなかった私にとっては、知らないことがたくさんあります。


おばあちゃんと孫

小学2年生のお孫さんは、よく畑のお手伝いをしてくれるそうです。
学校の宿題も一緒にします。
私がすごいなぁと感じたのは、お孫さんと一緒に宿題をするときの野津さんの姿勢です。
「わざと分からん振りしてね、『この漢字分からんけど、どうやって書いたらいいだーか?』って聞きます。そうすると調べて『これはこうだよ』って教えてくれます。」
「教える」のではなくて、「教えてもらう」。
野津さんとお孫さんが仲良しなのは、そこに秘密があるような気がします。
「間違いを見つけたときも、『これおばあちゃんたちが習った時にはこうだったけど?」といいます。そうすると自分で調べて、『あ!おばあちゃんの方が正解!すごーい!』と言うんです。」
教えられた答えよりも、自分で調べて納得した答えって、印象に残るんですね。
授業参観にも、「きてきて!」と誘われます。
野津さんは授業参観が終わった教室で、おてだまの先生になったり、あやとりの先生になったりします。
野津さんとお孫さんの仲良しな様子を聞いて、とても心が温かくなりました。


大きになったね

いちごの苗

野津さんの畑は、もともと自宅用の野菜を作っていたので、いろんな種類の野菜があります。
「買って食べると損しちょうような気がするね。でも去年はいいのができて、ついつい人に配りすぎてうちのがなくなってしまい買ったわね。いいのができるとあげたくなるんだわ(笑)」
畑ではつい野菜に語りかけてしまうそうです。
「あんたもうちょっとどうにかならんかね、とか、大きになったね、とか声が出てしまって自分で笑ってしまう。」
農業を始めた最初の頃は、本を読んで勉強もされたそうですが、うまくいかないことも多かったそうです。
「ほうれん草は何年もうまく作れんかった。どうしたらうまくできるかねって人に聞くけど、『まあ、とにかくつくってみない。』といわれ詳しく教えてもらえんかったね。そのうち、うまく作れるようになった。なんで出来るようになったかわからんけど、やっぱり経験だわね。」
畑によって環境が違うから、自分の畑で経験をつむのが一番の近道なんですね。


野津さんの趣味

・書道
・手芸
・編み物(あみぐるみ)
「色鉛筆画やハーモニカもやりたいけどね。あんまり趣味を増やすと、農業の方ができなくなるけん(笑)」


野菜農家 野津昭子さん 記事紹介

2007年度 取材記事
2008年度 追加取材記事

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