
野菜農家 青山嘉夫さん・よし子さん
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青山さんは兼業農家です。
嘉夫さんは仕事があるので、夕方と休みの日しか農業ができませんが、そのぶんよし子さんががんばります。
毎朝、その日にする作業を相談するそうです。
青山さんご夫婦の農家生活を取材しました。 (取材日:2007年3月6日)
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困ったときにいい案がでる
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青山さんは、青ねぎを中心にいろんな種類の作物を作っておられます。
ねぎは毎月収穫ができるように計算して、時期をずらして種まきをします。
なるべく無農薬でとの思いから、ハウスの出入口に虫が入らないよう網を張ったり、虫取り紙をつるしたり。
益虫(害虫を食べてくれる虫)を放したりしたこともあったそうです。
「効いたり効かなかったり、その年によりますね。だから虫を見つけたら手でつぶすのが一番確実。やっぱりこれしかないねって(笑)」
ナメクジ対策としては、ナメクジ用の罠を作ります。
殺虫剤とぬかを混ぜてペットボトルに入れて置くと、ナメクジが寄ってきてぬかを食べるのだそうです。
ぬかと一緒に殺虫剤も食べてしまうから退治できるのです。
肥料もできるだけ自宅で作ります。
あちこちに、刈った草が集めてあり、それを肥料にするのだそうです。
「困ったときにいい案がでる。でも一年に一回しか作れんもんは、一年に一回しか試すことができないけどね。ゆっくり流れている時間がいいのかもしれない。」
と、よし子さん。
一年に一回のチャレンジ。青山さんは、ゆっくりと真剣に野菜と向き合っています。
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この地域のお話
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青山さんのお宅もですが、このあたりは米を個人売買される農家さんが多いとのこと。
農協に出しても安いからなのだそうです。
個人売買の売り先は、昔からの知り合いや紹介がほとんど。
個人売買の米のことを、縁故米(えんこまい)というそうです。
縁がある故の米なんですね。
「仁多米が有名だが、この辺で作る米もけっこううまいよ。うちは農薬を極力抑えているから虫食いがあるけど、それでもうちの米の方がいいと言ってくれる人がいる。」
それから、このあたりはお茶をつくっている家も多いそうです。
「このあたりの番茶はすごくおいしいですよ。香りが高い。昔はどの家も自宅で番茶を作っていたけど、今では80代くらいのおばあちゃんしかそういうことをしなくなってしまいました。」
地域それぞれの文化が失われつつある姿を見ると、さみしい気持ちになってしまいます。 |
農業のうれしさ、つらさ
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「野菜は自給自足だから、さっきまで畑にあったものが食べられる。とれたてのものは味が違いますよ。甘味がすごくあります。」
とれたて野菜を子供に食べさせてあげられることが自慢なのだそうです。
農業をしていて、どういうとき楽しいと感じますか?
「やっぱり、いいもんがとれたときかね。それから金になったとき(笑)」
と、嘉夫さん。
「直売所で野菜を並べているときに、お客さんと『こうやって食べたら美味しいよ』とか話すのは楽しいです。『これ美味しかった』っていわれるとうれしいですね。」
と、よし子さん。
つらいのはどんなことですか?
「目が離せないこと。苗は、1時間日に当てすぎただけで、真っ白になって死んでしまう。米は八十八の手間がかかるから米と書くのだそうですが、野菜もそのくらい手間をかけないといいものができないと思いますよ。」
ご夫婦で協力し合い、いろいろなことにチャレンジしているお二人はとても素敵でした。 |
番茶の作り方
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①11月頃に剪定したお茶の葉を天日で干す。
②短く切って、大きな鍋で煎る。
③それを煮出して飲む。
おいしい番茶を飲むために、庭でお茶の木を育ててみるのもいいかもしれませんね。
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