☆野々内八重子さん

Posted at 08/03/01 Comment(0)» Trackback(0)»

☆野菜農家 野々内八重子さん


・変わったら大変です

野々内さんも約一年ぶりの取材でした。
「一年前と何かお変わりありますか?」という私の質問に、
「変わったら大変です。今もこうして元気に働かせて
もらっています」と、笑顔で答えてくださいました。


野々内八重子さん  

・「もったいない」は昔から

私は今回の取材では、野々内さんにもったいない野菜について
伺おうと、考えていましたが、私の口から「もったいない」という
言葉をいう前に、ケニアの副環境相ワンガリ・マータイさんが、
日本のもったいないという言葉に感動され、世界標準語に
しようとされている話がでました。

取材を終え、野々内さんが自宅に戻られる時、手に提げたカゴに
大根の葉がついたヘタが入っているので「これはどうするんですか?」と
尋ねたところ、「この大根の葉を切って明日の味噌汁にいれます。
食べ物は無駄にはしません」と野々内さん。


大根の葉 

ご自身も、もったいないものがなるべくでないように
いろいろなことを実践されているのですね。
それが昔の知恵であり、習慣だったのかもしれません。

・受け入れ

ご高齢のため農家民泊はとてもじゃないとできないと
おっしゃっていますが、お孫さんと一緒に農作業をされたときの
体験や、食べ物がどういう風に成って、それを作るのにどれだけの
苦労が必要かわからない親御さんが増えている話を聞き、
食農教育は非常に重要だと感じられているそうです。


キャベツ 

「私もあと30歳も若ければねぇ」とおっしゃる野々内さん。
体力的なことがあるので、そう大人数は無理ですが、
要望があれば、栽培している野菜の収穫体験なども可能とのことでした。


ハウス 

野々内さんの畑では、農業体験以外に活きた先人の知恵や工夫、
日本人の物の考え方が勉強できるのではないかという気がしました。


・記者の感想

野々内さんとの会話の中で今テレビで人気のフードファイターの
話に。なんでもTVの中でフードファイターが大量の食事を取ったあと、
腹部のレントゲン撮影をしたら、胃が膨らみ、他の内臓を押しのけて
圧迫していたそうです。

それをみた野々内さんは、大食いができてどうの、すごいすごくない
ということよりも、「そのフードファイターの親は我が子を心配して、
止めたりしないんだろうか、早死にするんじゃないかと、私は心配
です」とおっしゃっていました。

私たちはテレビから大量に流れてくる情報で、おかしなことが当たり
前に、当たり前のことが当たり前でなくなってきているような気が
します。

もったいない野菜にしても、食べられるものも平気で
捨ててしまう感覚に慣れてしまっています。
日本の食料自給率が40%を切ったのにもかかわらずです・・・

私たちは今、この時期もう一度考え直さなくてはいけないのでは
ないかと思います。
私たちのグループでは、タッチパネルを利用したもったいない野菜
ネットワークや、これからの新しい取り組みで、今の日本の農業の
現状に一石を投じていきたいと改めて思いました。


ハウスの中 

野々内さん、大切なことに気づかせていただき、ありがとう
ございました。
いつまでもお元気で!



野菜農家 野津修子さん 記事紹介

2007年度 取材記事
2008年度 追加取材記事


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