☆森口順子さん
Posted at 08/03/01 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»

☆野菜農家 森口順子さん
●案山子のお出迎え
山の麓、小川が流れる静かな集落に森口順子さんを訪ねました。
敷地の入り口で私達を最初に迎えてくれたのは、森口さんではなく、なんともお茶目な案山子。
これから初めてお会いする本人のキャラクターを想像して、話しをするのが楽しみになりました。
●変化の予感
私自身、森口さんにお会いしたのは初めてですが、写真のとおり、にこやかに取材に応じていただきました。
前回から一年以上ぶりの取材。
「何か変わって点はありますか?」という質問には
「おかげさまで特別変わっていないけれど、来年から変わりそう」と、
変化の予感が。
というのは来年から今、働きに出てらっしゃる旦那さんが、定年退職されるからです。
そうしたら、前回の取材でもおしゃっていた家の離れを改装して、農家民泊をはじめたいといいます。
すでに実績はあります。森口さんのお宅では、今までは農家民泊として、人を受け入れたことはありませんが、旦那さんの職場の同僚や、娘さんの友達数人が泊まりに来たことがあり、農作業を手伝われたりのんびりされたりして、みんな満足して帰られるそうです。
ここにこられたみなさんの笑顔が眼に浮かびます。
●農業も
旦那さんが定年退職されることで、もう一つ変わりそうなことがあります。
今、農業の規模を拡大する予定をしています。
今は森口さん1人で農作業をされているので、育てた野菜を、もったいないと感じながらも、収穫しきれずに畑になりっぱなしにしてしまったり、畑の肥やしにしたりするそうです。
今は野菜の収穫量自体がそれほど多くないため、私達のもったいない野菜ネットワークには参加されていませんが、収穫量が増えたら、参加いただけるかもしれません。
楽しみです。
●農業の喜び伝道師
森口さんは野菜の種を撒いた後、しばらくて、「本当はいけないんだろうけど・・」と思いつつ、芽が出てくるのが待てなくて、種をまいた場所をほじくってしまうことがあるのだそうです。
それだけ芽が出てくる時が本当に嬉しいのだそうです。
そう話す森口さんの笑顔を見ていると、私にもその喜びが伝わってきて、知らず知らずのうちに私まで笑顔になってしまいました。
また意外なことですが、森口さんの集落で野菜を作っているのは森口さんだけだそうです。そのため人から、「何もそこまでいてつくらなくても・・」と言われることがあるそうですが、自分の命になる食べるものは、自分で作らないと」というこだわりをお持ちです。
そこに命が育てる実感や驚き、喜びがあります。
それを森口さんに教えていただいたような気がします
話は変わりますが、「農業は楽しくやってます。サラリーをもらいながらですが・・」と少し恐縮されたように森口さんは言います。
でも、私は思いました。
先人が作った作物ができる土地を耕し、守り、都市から来る人の受け入れをして、食べ物をつくる大切やさ、喜びを伝える。
それができれば、専業・兼業農家、その他どんな農業のスタイルだってかまわないのではないか、そのスタイルには、そのスタイルしかできないことがあるのではないかと気づきました。
森口さんのような、また他のいろんなスタイルを持った人がもっと世に出てくると、日本の田舎や農業が楽しくなっていき、農業に対する理解が、更に深まっていくのではないかと思いました。
森口さんが、農家民泊をはじめられたら・・・
きっと私みたいに森口さんのお宅にお邪魔して、笑顔になって帰っていく人が増えるんじゃないかと思い、それを想像するとまた一つ笑顔になりました。
森口さん、いろいろなことを教えていただいて、ありがとうございました!
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