藤井晴夫さん
Posted at 08/03/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»

野菜農家 藤井晴夫さん
■海から畑にIターン
島根県大田市、きゅっきゅと鳴る砂浜・鳴き砂で有名な琴が浜の近く、
馬路にある、藤井晴夫さんの畑にお邪魔しました。
なんと藤井さんは、もともとは船乗り。
8年前に家族と離れ、一人で島根にIターンし、農業を始めました。
同じ日本海側石川県の出身、生まれは海の近くでどちらかというと
漁師町の育ち、その後は大阪で商船で勤める船乗りだったそうです。
海の次は山だと決意し、奥様の故郷である島根にやってきました。
今は奥様はお孫さんたちと大阪で暮らしていますが、いずれ
島根に帰ってくるのを、畑をしながら待っているそうです。
大阪と島根をたまに行き来する、二地域居住なセカンドライフを
満喫しています。
■野菜作り、ちょっとしたこだわり
主に出荷しているのはアスパラガス。
それ以外の野菜は、作っては知り合いに売ったり、
自分で食べたりと自給自足をしています。
生い茂る竹を伐採し加工した竹チップを仕入れ、
畑に敷き詰め、ふかふかとした畝が
アスパラ、ブロッコリー、大根、白菜、にんじん、エンドウ、
ねぎ、にんにく、カブなど、野菜ごとに整列している。
中には、草の中からカブが顔を出していました。
「草は抜かないのですか?」と聞いたら、ニカッと笑って
「手が足らんのだぁ」、「それでもおいしいよ」と。
農薬をまったくやらず、有機の堆肥できれいに手入れされた畑。
2反5畝の広さを一人でやりくりしています。
マルチには、竹チップや藁を敷きつめ、
堆肥には自然のものをと工夫しています。
面白かったのは、竹の子を堆肥にしていること。
最初聞いたこときは竹の粉かと思ったのですが、
グングン伸びる竹の子を細かくして畑にまくそうです。
竹の子にはすごく成長する力があるから、
畑にも力を分けてもらいよるんじゃ。というお茶目な一言。
何がうまく合うかはやってみんとわからんからな、と
自分らしい畑にするべく日々実験中。
畑の隅に、ニワトリ小屋が!中を見ると立派な烏骨鶏たちが!
「卵もですか?」と聞くと、「それは友達がやっとるんや」とのこと。
たまに、野菜と卵を物々交換したり、
野菜の端切れをエサにやったり、鶏糞を肥料としてもらったりと
お互いが無理ない形で、共生している。
田舎ならではの光景でした。

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