☆金森孝利さん

Posted at 08/03/20 Comment(0)» Trackback(0)»

☆野菜農家 金森孝利さん


●できるまで農業を続けたい

車で何度も通り過ぎた立派なお家。
どなたのお家だろうかと思っていたら、偶然にも今回(私は初めて)
取材させていただいた、金森さんのお宅でした。


金森孝利さん

その家の主、「できるまで農業を続けたい」とおっしゃる、
元気な金森さんと奥さんを取材してきました。


●切実な願い

外国産の野菜の輸入増や消費者の野菜離れによる
消費の落ち込みからか、一年前と比べて、野菜の単価が
年々下がっています。

「野菜の収量が多くなって、単価もあがってほしい」と専業で
農業をされている金森さんは、そう切実に願ってらっしゃいます。
それは金森さんに限らず、専業でされている多くの農家さんが
思ってらっしゃることなのではないでしょうか。

やはり日本の農業や農家さんを取り巻く環境は厳しいようです・・。

その反面、テレビや新聞でも盛んにグリーンツーリズムなどの農業体験や
農家民泊、新規就農が取り上げられることが増えたからでしょうか、
若者の目が農業にいくようになったと、最近感じるようになったそうです。

その影響か、金森さんが農作業中に若者や、農業に携わっていない人や
興味がある人から声をかけてもらうことがありますが、
そういうときはうれしくなって野菜をあげたりします。

愛情たっぷりで育った野菜をいただけるなんて幸せです。
これからも、そんな交流が増えていけばと願います。


●食べ残しはもったいない

金森さんが子どもの頃は、今のようにお金をだしたら、
食べ物がいくらでも買えるわけではなく、
食べ残すことなど当然できない時代でした。

それだけに今、中学生や小学生が給食で、好き嫌いや食べ残しが
あると聞くと「本当にもったいないなぁ」と思うそうです。

食べるときだけではなく、野菜を作るときも同じです。
金森さんのところでも、作った分だけ売れないだけに、どうしても
規格外のもったいない野菜が出てしまいます。

そこで、スーパーの直販コーナーで販売して、もったいない野菜を
無駄にしないのと同時に、新鮮な野菜をお客様に食べてもらえる
ようにしています。

私たちも、「もったいない野菜ネットワーク」をひろげ、農家さんに
ただ「もったいない」と言うだけでなく、もったいない野菜を減らす
仕組みを作って解決していこうと思います。


●お互いに理解を

日本人の生活スタイルの変化と流通の発達で、昔よりもはるかに
農業の現場が人々の生活から遠ざかっています。
そして、それと一緒に現場でおきている問題も見えなくなっています。

「農業をしている人と消費者、農業をしていない人、都会の人が、
お互いに興味を持ってくれるのはうれしい」と金森さん。

農業の生産現場が生活のすぐ近くにあったり、実際に経験していれば、
その大変さやつらさ、そしてありがたさや、本当の野菜のおいしさも
わかるはずです。

だから、まずは都会の人に、消費者に、そしてこれからの日本を
担う若者にどんどん田舎に来てもらって、農業を体験し一緒に汗を流し、
生産者がどういう思いで、どういう問題を抱えてがんばって
らっしゃるのかを目で見て、肌で感じて、
一緒に考えてほしいと思いました。


ハウスの野菜

農家さんと都会や若者、消費者が一緒になって、農業の問題を
解決していく・・
いえ、一緒になって取り組んでいかないと、この今の日本の食に
直結した農業の問題は、解決していかないのではないかと思いました。



野菜農家 金森孝利さん 記事紹介

2007年度 取材記事
2008年度 追加取材記事


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