☆古藤美津子さん

Posted at 08/03/20 Comment(0)» Trackback(0)»

☆野菜農家 古藤美津子さん


●毎回にこやかに

以前、もったいない野菜の集荷に伺ったことがある古藤さん宅。
ずいぶん久しぶりの訪問となりましたが、前回と変わらずにこやかに
迎えていただきました。


古藤美津子さん

●信用できる食べ物を

前回取材した2007年2月から、約一年が経ちました。
古藤さんを取り巻く環境、農業を取り巻く環境もいろいろと変わったと
思いますが、何か変わったと感じる点を聞いてみました。

環境では・・・
特にかわりなく、毎日干拓地で草取りなど農作業をされているとのこと。
怪我や病気をされていなくてよかったです。

では心境の面はというと・・
新聞やテレビで外国産の食品の問題が多く取り上げられ、
いまいち信用できない、危ないのではないかという不信感から、
中国産のものは食べないようにしているそうです。

人の口に入る食べる物を作っているという意識から、
古藤さんのところでは、農薬は使いますが、規定以上の量は
使用しないようにされています。

野菜を単なる「物」や「商品」ではなく、「食べ物」として、
愛情をもって食べる人のことを考えてくださる農家さんを
私は応援していきたいと思いました。


●古藤さんのもったいない野菜

古藤さんのところで出る、キャベツなどのもったいない野菜は
自分達で食べるか、近くのスーパーに開設されている
直販コーナーで販売されています。

この直販コーナーでは、野菜の持ち込みから包装、価格の設定、
売れ残ったあとの引き取りなど、すべて自分でしなくてはいけませんが、
それが逆におもしろく、特に「値段を自分で設定できるのが魅力」
とおっしゃいます。

昔は、どこも作った野菜は市場出荷が主でしたが、こんな風に
農家さん自身が自分で作った野菜に自分で値段をつけ、
直接消費者に評価されることによって、
農家さん同士の競争や工夫が生まれてくる。

そして、ちゃんと作物をつくって工夫されている人が、
相応の対価がもらえる仕組みができてきています。
農家さん自身の意識の変化、時代の変化を感じました。


●ブームで終わらないで

「やはり食べ物は顔が見れて、安心できるものじゃないといけない」
そう古藤さんは最近、感じていらっしゃいます。
マスコミによって取り上げられる食の問題や食品業者のスキャンダル。
今の消費者の意識やマスコミの目が食の安全に向いていますが、
食は私たちの明日の、未来の命につながるもの

それが一時のもので終わってしまわないことを切に願います。

農業がピンチに立たされている時代と重なった今、私たちは
今一度立ち止まって、「食」についてもう一度考えてみなくては
いけないのではないでしょうか。



野菜農家 古藤美津子さん 記事紹介

2007年度 取材記事
2008年度 追加取材記事


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