☆川上寿紀さん

Posted at 08/03/20 Comment(0)» Trackback(0)»


☆シイタケ農家 川上寿紀さん

●収穫しながら・・

専業農家になられて口数が増えた言われている川上さんに
一年ぶりに取材させていただきました。
今回は、収穫しながらの取材となりました。


川上寿紀さん

●原油高の影響

前回取材させていただいた一年前と比べると、
「特に変わったことは・・ないなぁ」とおっしゃいますが、経営的に言うと
原油高騰でハウスの暖房に使う重油の価格があがり、それが収益を圧迫して
いるということでした。

シイタケに限らず、ビニールハウスで野菜や果物を作られている
農家さんもどこも原油価格の高騰の影響が出ているという声を聞きます。
状況はどこも同じようです。

資源が乏しく、資源を海外から輸入しなくてはいけない日本は
どうしても海外情勢に大きく左右されてしまいます。
これからは、海外からの輸入にできるだけ頼らず、日本にある
資源を活用する方法や仕組みを考えていかなくてはいけない
のではないか、とお話を聞いていて思いました。


●もったいないシイタケ

今川上さんのところでは、もったいないシイタケがでます。
それは規格品のしいたけと比べ、少しカサが割れたり開いた
シイタケですが、味も品質も規格品と比べてまったく劣りません。

そんなシイタケは私達のもったいない野菜ネットワークに出荷して
いただき、佃煮や鍋物、茶碗蒸しの具として旅館の料理に出されたり、
時に若者のまかないとしておいしくいただいています。

今回、私達が口にしているシイタケは、川上さんが毎日こんな風に
暑いビニールハウスのなかで、汗をかきながら収穫されているのを知り、
農家さんのありがたさを感じました。
やはり現場で感じることは多いです。


シイタケ収穫

●ハウス建設予定

次のシーズンには、もう一棟シイタケの菌床栽培用のビニールハウスを
建設予定です。
もうすでに材料も購入し、現在あるハウスのとなりに土地も用意してあります。

その土地を見せていただくと・・あ!あれは・・・
建設現場にある「遣方」(建物の位置や基礎の高さを示すための仮設装置)を発見。
建築に興味がある私は、興奮してしまいました。


ハウス予定地

「あれも自分でやった」と、さらっとおっしゃる川上さん。
川上さんは、以前は役所の土木関係の仕事をされていたため、
整地したり、レベルを出したり水平をみたり、全部自分でできるそうです。
新しくつくるビニールハウスも自力で建設予定です!すごい。

さらに、今たっているハウスの入り口の木の屋根も、建設現場で
使われなくなった木材を もらってつくり、ハウスの向かいにある倉庫も、
ご自身でつくられたそうです。
川上さんのすごい部分を、今回の取材でまた一つ発見しました。


ハウス

●安心して食べられる

来シーズンはもう一棟ビニールハウスを作られる予定の川上さん。
"川上さん産"のシイタケも増産される予定です。

国産・外国産を問わず食の安全が脅かされている今、
地産地消で、顔が見られて、安心して食べられるシイタケや野菜は
気づかなかっただけで、 実はとても貴重なのではないでしょうか。

そのおいしくて安心して食べられるシイタケが、
今後、より多くの食卓に届いていってほしいと、
今回の取材を終えて感じました。

川上さん、お忙しい中ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!



シイタケ農家 川上寿紀さん 記事紹介

2007年度 取材記事
2008年度 追加取材記事


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