本広洋三さん
Posted at 08/03/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»

葉タバコ農家 本広洋三さん
●薪ストーブにあたりながら
山口市の市街から南に少し下ったところ、田んぼが広がるのどかな
山口市鋳銭寺。
昔ながらの大きな屋根の日本家屋と納屋。
その納屋の中で焚かれた、昔懐かしいストーブにあたりながら、
取材をさせていただきました。
くべた木がパチパチと心地よい音を立てます。
「炎はいい。人を落ち着かせる力がある」と語るのは、このお宅の主
・タバコ農家の本広洋三さんです。
私も穏やかな気持ちになりました。
●葉タバコ
作物のメインは80aの葉タバコ。
これを基本的には本広さん1人で、忙しい時は本広さんのお母さん、
そして私達、学生耕作隊も依頼をいただき、お手伝いをさせて
いただいています。
葉タバコは、JT(日本たばこ産業)との完全契約栽培で、
作ったタバコは四国の高松まで出荷しています。
タバコの栽培の1年を簡単に紹介すると・・
1月の温床つくりから、2月の種まき、3月の葉タバコの畑つくり
(畝つくり)、4月の芽が出たタバコの苗を畑に植える定植、5月には
タバコの木の株元に土を寄せる作業、それから芽かき、6月から8月
お盆ぐらいまで本格的に忙しくなり、収穫作業や収穫した葉の乾燥や
梱包があります。
それが終わると、出荷の準備と、来年の畑の準備として堆肥やアルカリ資材
をまくなどがあります。
中でも一番つらいのが真夏の作業。
収穫したタバコの葉を機械で乾燥させ、取り出す時は、熱気と、
葉の匂いとヤニと汗にまみれます。
そのときは、仕事が終わったあとにビールを飲むことだけしか頭に
浮かばないとのこと。
乾燥作業がどれだけ大変な作業なのかを物語っています。
●ヨット作りから、就農
山口県出身の本広さんは大阪の大学の農学部を卒業。
その後はJAに就職しますが、大好きなヨットで世界をめぐりたい!
という思いから、JAの仕事は嫌いではなかったですが、2年で関東の
ヨットメーカーに転職し、ヨットを作っていました。
しかし不運にも会社が倒産。
急に会社がなくなり途方に暮れた本広さんは一度実家の山口に戻ることに。
最初は何もやる気がしなかったのですが、このとき29歳。
ずっとブラブラすることもできないと思い、親御さんの農業の手伝いを
はじめました。
そしてその後、結婚。
お子さんができ、その後は子どもを養うこと、子どもを励みに、
必死に頑張ってきました。

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