塩田和之さん

Posted at 10/04/27 Comment(0)» Trackback(0)»

塩田自然農園 塩田和之さん


●なんでおいしいのか、を知る山口県の有機認証農家さん

・ひゃくしょう 塩田和之さん
塩田さんは就農歴8年目。
現在、山陽小野田にて、エコやまぐち農産物として米、小麦、玉ねぎ、馬鈴薯、人参で認定され、水稲のエコファーマーとしても認定されています。
畑はおよそ1町。
ほぼお一人でされていて、無農薬、無化学肥料でつくったお米やお野菜を、下関から宇部にかけて、20~30件に毎週、定期的に宅配されているそうです!
季節の『1000円セット』『2000円セット』に、旬の時期の作物を詰め合わせてお届けするというスタイルは、塩田さんのこだわり。
その理由に、食物の乱れをどうにかしたい、という思いがうかがえました。
「地域の人が、時期のものを買えばいい」と仰る塩田さんは、地域でとれたものを、その時期にいただくことが自然だ、という、自然の循環の中で、生きてらっしゃるように感じました。
旬を活かして、料理をし、それをいただくことのありがたさ。
「いただきます」という言葉に自然に思いを込められそうな気がしました。

塩田さん
畑の中の塩田さん

●何でも自分でつくる、塩田自然農場

「ねぎは丸ごと根っこまで食べる」。
根っこは、刻んでスープの具にしたりするそうです。
なんと、肝臓のくすりになるのだとか!
「冬場の作物があまりとれない時期は、かき餅を作って持っていくこともある」。
かき餅も作られるんですか!と伺ってみたところ、何とたくさんの物を塩田さんは作っていらっしゃいました。
餅も作るし、かき餅も作る。
小麦を作っているから、そこからパンも作る。
菜種もそばも、きびも作ってらっしゃるそうです。
わらがあるから納豆も作れるし、豆腐も味噌も作る、と、塩田さんの農場から、本当になんでも生まれているのだと実感しました。
塩田さんの宅配では、これらの手作り加工品も、セットに入ることもあるそうで、とても楽しみなセットだなぁと思いました。

・こんな人もやってきた
自給自足生活25年~30年、という大ベテランの大森和也さんが、塩田さんの農場にやってこられたこともあるそうです。
自分でつくる、なんでもつくる、そんなスタイルはどこでも通じるんだ、ということ、そして強い、ということを改めて感じました。


●なんで、おいしいのか?

おいしさを味わうには、その作物がどのようにして育てられているかを味わうことだ、と塩田さんは仰います。
暑さだったり、寒さだったり、大変さだったり。
そういったことを味わうことで、「おいしい」ということがわかるそうです。
それを、味わわせていただける、という風に思えることが大切。
農作業体験もさせていただけるとのこと、ご興味ある方は学生耕作隊事務局(kousaku@shakai-kigyo.net)までお問い合わせください!

野菜が嫌いな子どもたちに、本物の野菜を食べてもらいたい、と塩田さん。
また、作物がもつ病への治癒力についても、フォーラムに出席されるなど、塩田さんは学ばれています。
「自然」と共にある塩田さん。作物を余すところなく使い、生活に活かしていくことができる塩田さんは、その大切さを、「なんでおいしいのか」を実践されている方だと感じました。
塩田さん、ありがとうございました!

(2009年度取材)

塩田自然農園 塩田和之さん 記事紹介

2008年度 取材記事



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