
10日、四季の学校・谷口に行った。
早速、「谷口がっこそば」を食べる。おいしい。香り、こし、全然違う。私はザルソバ、揚げソバ、納豆汁、漬物をぺろりと平らげた。
四季の学校・谷口は、少子化による金山小学校谷口分校の閉校に際し、この学校に愛着を持つ地域の方々の「学校を取り壊していいのか。取り壊してしまったら何も残らない。」という、捨てがたい思いからスタートした。
平成9年6月農村体験学校「四季の学校・谷口」開校、7月「谷口がっこそば」開店。特別な戦略、計画性もなくスタートしたという。当初、畳ももらいもの。お金をかけず、賛同者からの持ち寄りで始まった。
季節ごとに開講する四季の学校は10年目を迎え、40回を数えた。県内外から0才から70才代の生徒が集まり、リピーターも多い。生徒たちのアイサツは「こんにちは」から「ただいま」になり、「谷口の人」として、そば屋が忙しそうだと自主的に手伝うようになった。ここによそ者はいない。みんな谷口の身内だ。これが縁でうまれたカップルは5組。うち1組の嫁さんは、仙台から金山に嫁ぎ、今ではがっこそばのスタッフとして活躍している。
いまや、お客が1日200人を超える日は珍しくないがっこそば。多い時には、一般客だけで260人にもなるという。がっこそばをきっかけに、当初地域外のそば粉を使っていたのが、平成13年には地域で80haのそば畑を持ち、100%地元産のそば粉の完全自給体制ができた。地域内での流通は2割。残り8割は地域外に出している。
どこにでもある廃校。どこにでもある山深い農山村。計算された計画性も特にない。
それが、なぜ、こんなに元気なのか。聞いてみた。すると条件は4つ。
其の壱:「おれたちの分校を残そう」という学校に対する愛着・捨てがたい思い
其の弐:地域内だけでなく、外の人の関わりがあったこと
其の参:スタッフとして集まってきてくれた元気なお母さんたち
其の肆:役場やJAの人たちが連れだって食事に来たり、休日にボランティアでそば作ったり、行動による応援
こういったことが重なって今の学校があると庄司さんは言う。また、「玄関・昇降口にあふれるズック、親子の歓声・笑い声を見て、聞いて、感動で涙が流れる。この学校の素晴らしい変貌ぶりは、一人や少人数ではなく、多くの人のつながりによる20世紀最後の奇跡だ」と。
さらにこうも話してくれた。
都会に住んでいると、一人や少人数の動きは地域に対してほとんど影響ないように感じられるが、農村では、ある程度がんばれば影響がでる。人ひとりの地域に対する生きがい・価値が大きい。
と。
廃校から始まったこの取組み、ぜひ広がってほしい。
【お問合せ】
四季の学校・谷口
〒999-5412
山形県最上郡金山町大字飛森1124
電話:0233-52-7577
初めまして!
農業新聞でこちらのことを知りました。
全国を回られるとのこと、これからのレポートも楽しみにしています。
まーくんさま
はじめまして☆
あ、農業新聞に出てたんですね。四季の学校に寄る前、秋田県で取材いただいたんです。カキコありがとうございます(*^o^*)
実は、キャラバン号、四季の学校に行く途中、クラッチが擦り減ったとかで部品交換のため、しばらく金山町の自動車屋さんでご静養。部品交換に4、5日かかるとか。
四季の学校の庄司さんにはこの時助けていただいて、本当にありがたかったです。
今は山形市のある方のご好意で、山形市を拠点に取材にまわっています。
ホント、人のぬくもりにふれる旅です。
(ρ_;)ジーン
魅力あるとこには人が集まる。人の根元の部分(昔どこかで見たことがある雰囲気、風景)は大人には懐かしく、子どもには新鮮に映る。
人は場所にも集まるが、人にも集まる。スタッフの皆さんが愉しんでいるからこそ、多くのリピーターもいるのでしょうね。
人を、場所を、空間を大切に想う心を持って、愉しんでいく!いいですねぇ。。見習っていきます!!