
11日、穂波街道に行ってまいりました。
そこはただっ広い平野の中に存在感を感じさせるイタリアンレストラン。季節の野菜と小エビのペペロンチーノ、クラムチャウダー、リンゴのシフォンケーキを注文。思わず、写真を撮るのを忘れて食べはじめてしまったほどの魅力です。
庄司さんは東京生まれの東京育ち。28年前に農家の嫁として鶴岡市に嫁いできました。
自分でつくった農産物を自分らしく販売さたいと、10年前に農家レストラン「穂波街道」を始めることを決意。しかし、順風満帆なことばかりではなく、当時は農業者のご主人と結婚してがんばってるつもりだったけど、社会的にはそうではなく、銀行に融資相談をしてもがんばりは認めてもらえなかった、と当時の苦労を振り返ります。
「穂波街道」という名前をつけたのは、たんぼがあって、緑があって、人が行き交う原風景・・・。そんな空間をつくりたかったからだと語ってくれました。
庄司さんは言います。田舎だからなんでもできると。広い場所があり、きれいな水、空気、太陽、青空がある。庭でスモークだって、ビザ焼きだってできちゃうなんて贅沢だわ、オーナーは、旅先でぱっと浮かんだアイデアなんか、すぐに実現できるのは特権よね、と。
また、平野での農業体験はタンボばかりで難しいイメージがあるけど、時間かかっても成功するということを平野部の農家の人たちに伝えたいと、自ら率先してグリーンツーリズムも行っています。
タンボではアイガモ農法で米をつくりますが、アイガモたちは自分の好きなところにしか行かないので、タンボには草が残ります。その草を農業体験したい子どもたちがきゃあきゃあ言ってとります。ピザ窯もあるし、スモーク小屋もあるので、青空の下で体験できます。ウサギだっています。
今後の方向として、農業は適作適作だから、作物のいろんな情報がほしいともおっしゃっていました。例えば鹿児島に白いサツマイモがあるが、山形人にとってはそれだけで魅力。30円/kgで買えるというし、今は宅配サービスも充実しているし、ぜひいろんなところの地で育ったおいしいものを活用したいと。全国のもったいない農産物情報は、日本の自給率をあげる切口になるかもしれないと改めて感じさせられました。
【お問合せ】
穂波街道
〒997-0161
山形県鶴岡市羽黒町押口川端37
電話:0235-23-0303