鹿児島県鹿屋市、柳谷自治公民館の館長、豊重さんにお会いしてきました。
地元では「やねだん」という、この自治区。全国でも珍しく、「自治区」という地域経営の事例です。自治区の積立利益が数百万円にものぼり、各世帯にボーナスが出せる自治区経営とは・・・。
柳谷自治区では「行政に頼らない地域づくり」を考えています。財源は人。土壌菌で肥料を作り、自治区の農家に配ります。無農薬、化学肥料なしでの栽培は地域の農産物に付加価値を生みます。自治区で作ったさつまいもを原料としたオリジナルの焼酎は完売し、自治区には数百万円もの貯蓄が生まれました。
自治会の施設は手作りです。お金はかけません。土壌菌の足湯、子どもが遊ぶすべり台。空き家を利用して、アーティストを迎える迎賓館には何名ものアーティストが県外から移り住んでいます。
自治区という小さな地域経営を力強いリーダーがひっぱり、行政に頼らない仕組みをどんどん作り出す事例は、小さな地域での自給自足をイメージさせてくれます。
僕はこの地域経営のポイントは個の利益よりも全体の利益を考えることができるか、だと感じました。本来、会社経営もこうあるべきだと思い、地域経営から会社経営の倫理感を感じることができました。
「命令はだめ。感動を与えること。」豊重さんの言葉が心に残っています。