JAやつしろ竜北果樹部会梨部、担当の古田さんにお話をお伺いしました。
物価の高い日本から、海外へ輸出するためにはブランド力が必要になります。そのため、日本で売るよりも規格サイズはしぼられます。3年前から試しに台湾へ輸出をはじめ、昨年は70t以上もの梨を輸出したそうです。
お話をしている最中に気付いたのですが、アジアでは果物を食べる習慣があります。アジアへ行くと、露店で果物が山のように売られています。日本はアジアの中では果物を食べる量が少ない国なんだそうです。海外で珍しくて需要がある果実であれば物価の高い日本からでも高付加価値で輸出できるということがよくわかりました。
近くの地域ではみかんをカナダに輸出しているということです。オレンジと違い、手でむけるみかんは海外では重宝されるのだそうです。
もったいない、規格外の農産物を活かすという話も盛り上がりました。この際に、提案されたのが台風などで傷ついた農産物をリアルタイムで販売するシステムです。台風で落ちてしまい傷はついたけれど、ほとんどの部分が食べられる梨。市場には出せないので、親戚などにお願いするのが一般的です。僕も友人の梨を何度もいただいたことがあります。
このシステムがあると、梨農家のリスクは軽減されます。消費者は割安で農産物を購入することが出来ます。これは農村と都市のネットワークさえあれば実現できそうなシステムだと感じました。
このキャラバンでたくさんの方に出会い、さまざまな提案をしていただいています。次の時代に繋がるネットワークをイメージさせていただいています。「九州」という広域連携の可能性を感じます。