NPO法人阿蘇エコファーマーズセンターでは、農家のネットワークを作り、農業従事希望者が農業を体験できる場を提供しています。代表でイチゴ狩りやたまご拾い牧場などをされている木ノ内農園さんでお話を聞かせてもらいました。
木ノ内農園では現在は7名が研修中だということでしたが、みなさんいきいきと仕事をされていて、元気に話しかけてくださいました。この元気はとてもうれしかったです。
「農業が就業の選択肢としてあることが大切」と言われ、ハッとしました。農業は子どもが継ぐのが一般的ですが、農業を継ぎたくない農家の子どもがいれば、農業を始めたい非農家がいる。農業を始めたい非農家には狭き門なんですね。
お話を聞かせていただいた吉村さんは「今後の農家には経営能力が必要」と言います。農業技術だけでなく収益性まで考えることが大切だという話になりました。
イチゴという小さな果物は選別に一番お金がかかる、ということも教えていただきました。バラバラ規格であれば、割安で売れるからイチゴ狩りの収益性が高いのかな、と感じました。
収益性の話をしていると、やはり規格外農産物の加工の話になりました。市場には出せない規格外の物は加工品になります。ポイントは【加工は1件でやらない・イチゴ農家全体で加工・そして、地域で売ること】が収益性の鍵と言います。
現在では300名以上の卒業生が農業技術と経営感覚を実学として勉強し、1割が農業従事者として働いているそうです。