高知県黒潮町の黒潮一番館の代表、明神多利子さんにお話を伺ってきました。
この黒潮一番館では、漁師の奥さんたちが中心となって、県外の子供や観光客に対してカツオをさばいて、たたきを作っていく体験学習をさせていく取り組みを行っているそうです。
はじめはどこからも出資金なしで始めたそうで、体験活動を行う施設さえもなく、かなりの苦労が絶えなかったそうです。
それでも、体験学習にやって来た子供たちと地元の人々が本気でぶつかりあい、最後には涙を流して別れていく光景を忘れることができず、「何とかして続けなければ」という一心でがんばったそうです。
そして、開始から3年後には行政が黒潮一番館という施設を作ってくれ、がんばった甲斐があったといいます。
地元の女性のことは方言で男の人を頼らない自立した女性という意味を持つ「はちきん」と呼ぶそうで、まさにこの「はちきん」ならではの取り組みだと感じました。
ちなみに、明神さんはまさしく「はちきん」という雰囲気を持つ、アツイこころの持ち主でした。