今年7月にオープンした道の駅「四万十とおわ」は四万十川中流域の拠点として注目されています。この道の駅からは眼下に四万十川を一望でき、四万十川の美しい景色を楽しむことができます。株式会社四万十ドラマはこの道の駅の指定管理者で、事務所もこの施設内にあります。
今回は店長代理の中平さんからお話しを聞きました。四万十ドラマの主な事業としては四万十川の恵みを受けた産品(茶、椎茸、鮎、山芋等)の紹介販売や、地場のメリットを活かした新しい商品の研究や開発があげられます。道の駅内には実に多様な商品が並んでいます。見ているだけでもあきません。商品の原料もできるだけ地元のものを使うようにしているということでした。また、四万十とおわ内で売られている野菜には、農薬を何回使ったかや化学肥料の有無などが表示されていて、安心して購入できます。
中平さんから最近開発されたばかりの商品である四万十の地紅茶の話を聞きました。40年ほど前、道の駅が所在する四万十町十和(旧十和村)では地紅茶が生産されていました。このことに着目した四万十ドラマと地元の茶生産組合が製造に乗り出しました。この地紅茶には二番茶が使用されています。二番茶は通常、他産地のお茶のブレンド用や加工原料として安く取引されているそうですが、紅茶にすることで付加価値がつきます。道の駅の一角に茶葉をもむ装置や蒸し器、乾燥機などを備えた「紅茶工房」が整備されています。
ペットボトルの地紅茶を飲ませていただきましたが、市販の紅茶と違って無糖であっさりしていて、とても飲みやすく、やみつきになる味でした。
このような商品開発のほかにも、四万十ドラマでは様々な取り組みをおこなっています。そのひとつとしておもてなしツアーというツアーを実施しています。夏は川遊び、秋はきのことり、冬はもちつきなど。そして、ツアーの食事は四万十川地域の伝統料理であるさわち料理を振舞うなどし、毎回定員の50〜60名を上回る応募者が出るそうです。
そのほかにも四万十ドラマでは四万十川をテーマに本当の豊かさとは何かを考えるネットワーク会員制度{RIVER}をつくり、会員紙を年に4回発行しています。
こういった会員からの意見や、飲み会の席での地元の人達のちょっとしたアイデアが四万十ドラマの商品開発のヒントとなっているそうです。
道の駅四万十とおわは一日中いても飽きない道の駅です。四国に行くときはぜひ行ってみてほしいと思います。