現在30〜60代の約23人が働く明宝レディース。始まりは農家の奥さんの「もったいない」からだったそうです。この地域はもともとトマトの栽培が盛んなところで、トマトを出荷する際、規格外のトマトがいっぱい出ます。そのトマトはほとんどが完熟で真っ赤になったもので、食べると一番美味しいものなのですが、それらは出荷ができないために捨てられていたそうです。そんなトマトを見ていた農家の奥さんがいつも「もったいない、もったいない、何かに使えないか」と始まったのが完熟トマトケチャップだったのです。地域のもったいないトマトが集まるだけではなく、現在は集荷場からもトマトがやってくるそうで、たまたま今回そのトラックがやってきました。
・自慢の完熟トマトの手作りケチャップ
私たちはケチャップ作りを見せていただきました。本当に全てが手作りで驚きました。トマトの選別から始まり、それらを煮詰めていきますが、何と大きな鍋を4つふる稼働させています。味付けは試行錯誤を繰り返し、同じ味が大量に作られる用にしっかり確立されています。それを瓶詰めし、その後ラベルを貼り完成です。その全てが手作り。そのケチャップを触らせていただきましたが、温かく作り立てなのがわかりました。安全、安心に心掛け年間26万本の生産ができるようになりました。そうした中、今少し機械化との声もありますが、子育て中の女性に一人でも多く働いて頂き、地域の活性化に貢献できればとのことでした。
・働く人たちは・・・
今では地域の働く場として多くの方が働いています。夏などは若者のアルバイトを雇うこともあります。しかし、最初からそうだったのではもちろんありません。農家の奥さんということは農業もやらなくてはいけないのです。なかなか時間をとることができませんでした。また、トマトの出荷時期はつまりトマトケチャップを作る時期と同じになります。8、9、10月は忙しくて今でも大変なそうです。最初はご主人にいい顔はされなかったのですが、今では田舎にある働く場として、多くの視察者があるとのことでした。
・やりがいを感じて
ケチャップを作っていて思うところを聞いてみました。すると「大変」というのがやはりありました。しかし、それでも頑張れるのは、�作ったものを買ってもらえる �喜んで食べてもらえる ことだそうです。�明宝レディースのケチャップを見かけた際には是非手にとってみて下さい。なかなか手に入らないものですよ。
HP http://www.gujomeiho.jp/meiho-ladies/
(取材日:2007年9月27日)