食〜きららの里での食育〜
きららの里 西山美貴
「お芋がとれたぁ〜」と、元気いっぱいの園児たちの笑顔は輝いています。幼稚園との食育体験は今年で5年になります。1年目は、ただ畑を貸すというところから始まりました。ですが、私たちもそれだけでは意味ない!と感じ、幼稚園に「農業をすることを通して、命ということ、恵みということ、そして食べるということを伝えていきたい」と提案し、食育活動がスタートしたのです。
まず、最初に取り組んだのは「食べ物を植える・育てる」ということです。苗を植え、どのように育てていくのかということを一緒になって考えました。ジャガイモ・サツマイモは自分たちが植えただけでは大きくならないのよ、大地の栄養、水の恵み、太陽の温かさがないと美味しいお芋が採れないよと話しますと、子供たちは「雨も降らなきゃいけないね、お天気でなきゃいけないね」といろんな意見がでて考える活動にもなります。その後、収穫し喜びを分かち合いました。次に、収穫したものをどうするか、です。たまねぎを収穫した時に、皮を捨てずに染色しました。世界で1枚だけのハンカチ作りをしました。真っ白いハンカチがたまねぎの皮だけで黄色く染まり、輪ゴムで絞ったところは白く残り、手作りの素敵なハンカチが出来た時はみんなバンザイして喜びました。
一緒に活動している幼稚園では月に1度お味噌汁を頂く日があります。その日には年長さんが下の組のお友達に作ります。その時の具は、きららの里のお芋だったり、芋のつるだったり、春と秋にはシイタケの菌打ちを自分たちでした「シイタケ」がたくさん入ります。来年度は、う「植える・育てる・収穫する」に加え、「加工」というところまでやっていこうかなと思います。