受け入れる対象も、親子体験から就農希望者の体験としても受け入れることで、酪農を知ってもらうことや未来の農業を考えていければと思います。また、CO2削減クラブとしてこの売上の3分の1はCO2削減トラストに、3分の1は乳製品の開発費に、3分の1は牛に投資する吉田屋へ分配されます。
■チーズづくりで加工教育も!
こんな風にストレスのない健康な牛から搾った乳を原料に使用すれば、とても体にいいチーズができそうです。チーズづくりは簡単なものから難しいものまで様々にありますがチーズ体験からゆくゆくは「アルプスの少女」の物語にも出てくるチーズ、イタリアチーズの王様とも呼ばれ、その価値の高さからこれを担保に銀行からお金を借りることもできるというパルメジャーノ・レッジャーノ(原料は、前日に搾った牛乳を一晩置いて分離した乳脂肪分を抜いたものと当日の朝搾った牛乳を混合したものを用いるので、1日に1回だけ)など付加価値あるチーズづくりを学び、商品化できたらと思っています。
こんな風に、祖父の始めた酪農、父の創りあげた酪農に感謝とお返しの気持ちをもって、「小さな酪農」が世界にこんな大きな夢ある生き方と、そして地域の先進事例となる価値ある動きを創り上げ、提案していければと思っています。
〜オモシロチーズの道〜
島根では、鉄の道、スパイスの道・・と過去の歴史に感謝とお返しの気持ちをもって新たな「道」つくりへ挑戦しています。チーズってどこから?調べてみるとチーズがどのようにして発見されたのかは定かではありませんが、「アラブの商人が羊の胃袋を干して作った皮の水筒に山羊のミルクを入れて砂漠を旅の途中に、砂漠の疲れとのどの渇きを癒そうと水筒をあけたところ、中からミルクではなく澄んだ水(乳清)と柔らかい白い塊(カード)がでてきた」比較的保存がきく食品であることなどから、人類とチーズのつきあいは長く、日本では飛鳥時代頃から乳牛の伝来と飼育が始まり、酪(らく)、酥(そ)、醍醐(だいご)と言った乳製品が作られるが、この「醍醐」がチーズのことを指すと言われ、「醍醐味」という言葉の起源にもなっているそうです。また、推古天皇の時代には、地方ごとに作られたこの醍醐の品評会が行われたという話も残っています。