知念さん「農業とは、種を植えてから収穫までに約4カ月かかり、利益が『100円、200円』の世界であり、実際に食べていくには厳しいビジネスである。」
しかし、知念さんはその中で「やりがい」や「幸せ」を感じていて、「農業は楽しい」と私たちにはっきり仰っていました。
それと同時に「百姓がいなければ食事ができないという事を消費者には気づいてほしい」
と私たちに力強く訴えかけていました。
【農家の現状】
・「農家→仲介業者→消費者」の構図になっており、間に入る仲介業者が利益の約15%を取っているので、野菜を作る農家が儲からない
・「売る」為に野菜を栽培させられている農家も多く、「農業」を楽しめない
・仲介業者の方の4人分の給料を一つの農家が負担している
・農家の跡取りがいない(高齢化)
【知念さんの取り組み】
・野菜は旬のものしか作らない
・絶対に「いいもの」を作っている
→いかに「いいもの」にするか?
そこに特別なことは必要ない。大切なのは気持ち・心である。夫婦喧嘩をしたら、畑には入るな。野菜にはわかってしまう。
みんなで仲良く、楽しくうきうきしながら作ったらいいものになる。
・薄利多売にしないで、一人ひとりのお客さんを大切にしている(直売)
【知念さんのやりがい】
・知念さんの作る野菜を待ち望んでいるお客さんがいる
・アトピーやアレルギーの子に知念さんの作った野菜を食べさせても、症状が表れなかった
→心を込めて野菜を栽培すると気持ちが野菜にも伝わり「味」となり、野菜を通して「消費者を幸せ(健康)にできる」
【知念さんの目標】
・「農家→農協→消費者」を「農家→消費者」にし、「農家と消費者を直結させたい」
・心から信頼し合える仲間(ファミリー)と「生産」「流通」「加工」「販売」が出来る仕組みを作りたい
【未来を担う若者へ】
「実際に土に触れ、野菜を育てる過程を経験してほしい。」
→過程を経験することで野菜に対しての愛情が湧き、「農業」を通して将来のビジョンを描ける若者と一緒に仕事がしたい
【農業×ITについて】
・目に見える物を大切にしてからであれば試してみたい
→ビジネスパートナーとの間で「心から信頼できる関係」を築いてからであれば野菜を提供したい
【農家の知念さんのお話を聞いての感想】
「農」があるから「工」があり「商」から「消」へと繋がっていく。
食べるために必要な「農」に目を向けると高齢化・低利益など様々な問題があり、特に若者の「農業」に対しての関心が薄れてきているのが現状です。
その対策として、農業を体験できる場を作ることが、若者が農業へ興味を持ち、後継ぎとなる人財と農家の方の「出会い」に繋がる「きっかけ」になるのではないかと考えます。
農家(知念さん)の方は「心」から信頼しあえる人をビジネスパートナーとして必要としています。
「IT」を通した販売に関しても、興味はあるようですが、まずは家族のような信頼関係を築く事が必要だと感じました。
・農家と未来を担う若者との出会いの場を作る
・アイディア・技術があっても、信頼関係がなければパートナーとして認めてはくれない
早速、来週あたりに知念さんの畑にお手伝いに行きたいと思います^^
上原佑太
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 農業は面白い!心の農家・知念兼一さん【沖縄県南城市】
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