皆川洋平さんは約4カ月前に「宜野湾商工会」から「読谷商工会」に移られれました。主に中小企業診断士である皆川さんの観点から観光・農業を基に地域活性化に務めていらっしゃいます。
【農商工連携について】
農商工連携は昔から当たり前のようにやっている事である。
最近言われている「農商工連携」とは、その土地のものでこだわりのある商品を作り、その背景をしっかりと消費者に見せることだろう。
これから経済的に成長していく為には、消費者も加えた「農商工『消』連携」が必要だと仰っていました。
【農商工消連携とは】
皆川さん「消費者は『本物』か『安いもの』しか買わない」
本物→「こだわり・特産の物」であり、皆川さんは「こだわり」に着目されています。こだわりとは、「どの地域でとれた物をどの人が作り・加工しているか等、商品の背景を消費者に見せること」=「透明化」が、消費者との連携=「買う理由」へと繋がると仰っていました。(例 実際に農家などで体験し農業にふれる 等)
【皆川さんの取組 宜野湾】
・地元の「大山ターム(田芋)」の参加型収穫体験を通し消費者に大山タームの背景を伝えた。
さらに、田イモカフェ企画として田イモスイーツを宜野湾のカフェ数店に考案してもらい、その中の試食会などを通して消費者の意見・視点なども取り入れた。
【皆川さんの取組 読谷】
読谷は大きく分けると観光と農業の村である。それぞれターゲットが異なる。
この二つの産業を生かして何ができるのかを現在も模索中。
・「農業」→「トウガンカレー」の商品化に成功し、農業での話題作りに成功した。
・「観光」→「エイサー」に目を向け、様々なアイディアを出し合い8月25日には「イケメンエイサー」という企画を行う予定である。
【沖縄の全体観】
・沖縄の農業は、とび抜けた強みがなく、各地で様々な特産品があり全体的にバラバラな現状である。
・「沖縄ブランド」の確立として何か一つ県で団結しなければ、全国を見据えて勝負は出来ない
・モノ、コト、伝統、文化など強みにできる種はたくさんあるため、まだまだ可能性はある
【第一次産業の現状】
「農家」⇔「仲介業者」
メリット・デメリットがある
(メリット)
仲介業者が融資・一律購入をするなど、守られている
(デメリット)
依存することで「作らされている」というとらえ方が存在し、農家の負担が大きい
(皆川さんの考え)
商品を作る際、ターゲットを絞り、いかに利益を得て資金の回収をし、継続してビジネスとして確立させていくかが重要である
→ボランティアとの違いを明確に
【若者へのメッセージ】
「実際に動いてほしい!!」
「自分の強みを明確に持っている人財と一緒に成長していきたい」
【取材を終えての感想】
沖縄の言葉に「なんくるないさ(なんとかなるさ)」という言葉があるのですが、
現実には「どうにもならないシビアなところ」も存在しているのが現状です。
私たちは、「私たちの住む地元の強み」をもっと深く知り、団結して県外を視野に商売をする為に「沖縄ブランドの確立」が沖縄産業の可能性であり、そこに携わる方みんなで幸せになる為に「ボランティア」ではなく活動を継続させていくための「ビジネス」としてシビアな意識を持ち活動していくことも大切だと感じ、昔と今の「文化の境目」を生きる私たちの大きなテーマのような気がします。
上原佑太
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 町の経営コンサルタント・皆川洋平さん【沖縄県読谷村】
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